マイナンバーカードとマイナポイント、個人番号制度について

さて、続いては、マイナンバーカードの話です。
 「なぜいきなり?」と思われるでしょうが、ただ単に私が先日マイナンバーカードを申請した、というだけの理由です。
 同カードの申請については(同カード総合サイト(*1)を参照されたい)、下記の4つの方法で可能です。

(1)スマホによる申請
(2)パソコンによる申請
(3)まちなかの証明写真機による申請
(4)郵送による申請

 私の場合は、(3)の証明写真機でやりたかったのですが、行ってみると、機械が申請に対応していなかったので、諦(あきら)めて(4)の郵送で行いました。
 証明写真代を払いたくない人は(1)か(2)で、(1)がスマホ一つで出来るので、スマホ持ってるひとにとっては一番お手軽かな?ただし、(1)~(3)はすべて、自宅に届いた申請書が必要ですので、ご注意ください。
 ちなみに、もうすぐマイナポイントの申し込みが始まります。
 マイナポイント事業は、国がやっているものです。その目的は、「消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築」(*2)だそうです。
 どうやら、2万円買うと5千円分のポイントが付くという謳(うた)い文句らしいです。
 どういう仕組みかというと、

一、まずマイナンバーカードを申請して受け取る必要があります。これは必須です。なので、同カードを作らない派の人は、残念ながら利用できません。
ニ、キャッシュレス決済を登録します。キャッシュレス決済事業者は一つしか登録できず、登録した事業者を変更することもできません。
三、登録したキャッシュレス決済サービスで買い物またはチャージ

 といった流れです。
 私個人は、マイナンバーカードを申請していることからも推察される通り、同カード・マイナンバー制度には賛成の立場です。
 理由は、同カードを取得すると、本人確認書類を持っていない人は便利になることと、それまでは住所・氏名で個人を識別していたのが、同制度により、個人番号により識別できるようになったことです。住所も氏名も変わりうるものでして、原則変わらない個人番号というもので個人を識別できれば、税金も公平・公正に徴税する方向になるでしょう。また、行政が効率化すれば国民にも利益があります。
 もちろん、同カードを取る取らないは自由なので、取らない人も居ていいと思います。また、今回のマイナポイントについても、同カード、またはキャッシュレス決済を使いたくない人はもらえないのは不公平だ、という意見も一理あると思います。
 しかしながら、運転免許証などを持っていない人にとっては、日本のどこかに住んでいれば原則誰でも、申請すれば無料でもらえる顔写真付き公的身分証明書があるというのは大きいのではないかと(ただし、同カードを本人確認書類として使えない会社も一部あるので、ご注意を)。
 「無料」というのがポイントですよね(*3)。運転免許証もパスポートもお金かかります。
 さらにいうと、同カードは子供でも申請可能です(*4)。運転免許証ももちろん年齢制限(原付き免許:16才以上とか、普通自動車免許は18才以上か)がありますよね。
 ということで、私は個人番号制度には賛成です。


(*1)…J-LIS(地方公共団体情報システム機構)のホームページ→個人の皆様→マイナンバーカード総合サイト、とたどってもアクセスできるが、やはり、「マイナンバーカード」でググったほうが速い。
(*2)…総務省マイナポイント事務局事業概要より
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/about/
(*3)…紛失時の再発行は有料かもしれませんが…
(*4)…もっとも、小さな子供が本人確認書類を求められるシーンは少ないと思いますが。


 さて、なんか難しい話になってしまいましたが、次回もよろしくどうぞ、よかったらお読みください。また次回、更新をお待ちください。